なるほど告知欄じゃねーの

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投下代行スレ

265 :風と木の名無しさん:2012/10/09(火) 01:29:22 ID:FP9P7/Ss0
【名前欄】9月12日3/3
【メール欄】sage
【本文】
「…矢里予は優しいなあ」
矢里予から体を離し、涙に濡れた顔を拭いながら、いつものふざけたような調子で彼がいう。
「ほんまええ男や」
そう言ってしみじみと自分を見つめる彼に、いつも思っていたことを言ってみる。
「そういうこと、俺の前だけで言ってくれないか」
「そういうことて?」
「いろんな所で言ってるだろ?女だったら俺と結婚したいとか。ああいうの」
「なんで?」
「冗談で言ってるみたいだろ」
「俺は本気で言よるで」
「それは、分かってるけど」
「分かっとるならええやん」
諦めて矢里予は苦笑する。彼を言い負かすことが出来るわけがないのは分かっていたけれど。
面白そうに笑っていた鉢の表情がすっと引き締められる。
「最後まで見といてくれるか」
「ああ、見届けるよ。最後まで」
残された時間を、彼は全力で、でも楽しみながらプレイする。
そして、自分はその姿を見つめ続ける。最後のイニングが終了するその瞬間まで。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

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